FCラソス(5年~6年)

試合で勝つチームになるためには、技術を支えるアイデアやテクニックの向上とチームの共通意識を元に選手一人ひとりが状況を判断してプレーをすることが重要になります。そのため、コーチが指示をするのではなく、選手主体で考える習慣をつけるトレーニングが必要になります。個人スキルの向上だけでなく、選手全員でチームを向上させる意識を持てるように指導をしています。

トレーニング例1

フィジカルトレーニング

サッカーでは「走る・蹴る・跳ぶ・競る」などの動きを高いレベルで発揮する必要があります。このカテゴリーでは、サッカーに必要な体幹・持久力・瞬発力の向上をするためのトレーニングを行っています。また、相手と接触したときにケガや故障を防止することにもつながります。

体幹

step1

体幹

バランス感覚の向上キック力の向上、相手と競った時に倒れない体作りのためにジャンプ系の練習をメインに行います。ジャンプをして片足で止まる、両足をそろえて左右にジャンプをする、大中小のバーをジャンプして越えるなどの練習を行っています。常に相手とのコンタクトがあるサッカーでは体を支えるための体幹トレーニングを行うことで、ケガの防止にもつながります。

持久力

step2

持久力

ボールを扱う、相手と競る、ステップをする、ダッシュをするなど様々な動きを長く高い状態でキープするための練習を行います。サッカーに必要な持久力はマラソンのように一定のスピードで長距離を走り続けるものとは違い、瞬発的な運動を長く持続するためのものになります。そのため、全速力のダッシュを5分間続ける練習や全力でサイドステップを連続で行う練習、20秒全力で走り15秒止まることを繰り返す練習などをしています。

瞬発力

step3

瞬発力

早くボールを動かすための筋力激しい動きに耐える筋力反応や反射神経の向上をするためにラダートレーニングを中心に練習をします。コーチの声に合わせて様々なステップを瞬時に切り替える練習や、ステップ中にいきなり出てくるボールを蹴り返す練習などをしてます。高いレベルのパフォーマンスを行うためにも必要なトレーニングです。

トレーニング例2

スキル向上

サッカーでは攻めるときも守るときも必ず相手がいるスポーツです。そのため、このカテゴリーでは相手がいる状況で判断をしながらスキルを発揮するための練習を行います。実践に近い練習をすることで判断力の向上や相手との駆け引きを覚えられるように指導をしています。

1対1

step1

1対1

まずは、真ん中に蹴りだされたボールを体を上手く使いながら相手に取られないようにボールをキープします。ボールをキープした状態から相手との距離をとり、相手をかわして前を向く練習です。ここでは、自分が仕掛けることが出来るアイデアの数を増やしチャレンジすることと、相手をコントロールすることを習得します。

3対3

step2

3対3

攻めと守りで3人づつに分かれて攻守を組み立てる練習です。状況を見ながらパスを出す、ドリブルをする、ボールをキープする選択をします。サッカーでは3人で3角形を作り攻守を組み立てることが基本になります。この練習では、味方のフォーローの仕方や味方との連携の仕方を覚えて3人で状況を打開することを習得します。

シュート

step3

シュート

オフェンス5人、ディフェンス5人(フィールド4人・キーパー1人)に分かれた実践に近い練習を行います。オフェンス側はどうしたら確実にゴールを奪うことができるかを考え、ディフェンス側はどのようにボールを奪えばスムーズに攻撃をすることが出来るかを考えながらプレーをします。サッカーはカウンターで点が獲られることが多いスポーツです。そのため、確実に攻めきることとスムーズな攻撃への移行ができるようになることでゴールのチャンスとリスクのマネージメントができるようになります。

トレーニング例3

試合形式

試合で勝つチームになるためには、チームの共通意識を元に選手一人ひとりが状況を判断してプレーをすることが重要になります。そのためコーチが指示をするのではなく、選手主体で考える習慣をつけるトレーニングが必要になります。チームが協力して試合に勝つための思考力を向上させることで、自ら考え、成長していくことができる選手育成をしています。

オフェンス

step1

オフェンス

ボールを受ける前から相手や味方の状況を把握し、次のプレーを予測しながら余裕を持って判断をできるようにするための練習をメインに行っています。サッカーは駆け引きのスポーツです。試合中に相手と駆け引きをしてゲームをコントロールすることができるようになることで、ドリブルでの突破やパスでチームと連携すること、ボールを奪った後のカウンターなどがよりスムーズになります。

ディフェンス

step2

ディフェンス

ゴールキーパーのコーチングに従って陣形を崩さないようにディフェンスをする練習をメインに行っています。より組織的な守備をするために全てのポジションの選手が連動しながらプレスをかけて、パスを誘導し、ボールを奪うことが基本になります。全ての選手が連動し続けることは、ものすごい運動量が必要になります。そのため、最後まであきらめないで相手を追い込むというメンタル面の向上もできるように指導を行っています。

戦術

step3

戦術

戦術理解度の向上や、サッカーやチームのことを選手同士で話し合いをできるようにするために、プロの試合や強いチームの試合を見て選手が自ら分析することからスタートしています。チームコンセプトである「全員攻撃・全員守備」を実践するためには、チーム内で共通理解をすることが必要になります。そのため、課題や問題点を選手主体で話し合いをする場面を多くすることで、試合中でも問題を解決できるチーム作りを目指しています。

ページの先頭へ